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怒ったあとに急に優しくなる彼氏はDV気質かも!?見極め診断チェックと別れられない時の接し方

彼氏と喧嘩した時に一方的に酷く怒鳴られたり、モラハラのような威圧的な態度をとられたりした経験はありますか?大抵の女性はこのような場合相手の男性に対する恐怖を覚えます。怒ったあと急に優しくなるとホッとする気持ちの一方で「DV男」という不安がよぎったこともあるのではないでしょうか。

恋人に暴言や暴力などで精神的・肉体的にダメージを負わせるDV男は、彼女に危害を加えたあと「嘘のように優しくなる」という特徴があることは確かです。

彼氏がDV男なのか見極めるためには

喧嘩で彼女に激怒しそのあとは必ず優しくフォローする男性は多く、一見「これってDV男の特徴じゃないの?」と思えなくもないですが、暴力・暴言がないのであればそれは彼なりの優しさと言えます。DV男は普通の男性と違い闇深い特徴が多く見られるので、見極めるのは難しいことではありません。

あなたの彼氏に怒ったあと優しくなるようなDV気質が垣間見えたら、DV男の特徴に当てはまるかどうかをチェックし見極めましょう。DV男特有の性質は様々なものがあります。一つでも当てはまったら、彼を「危険人物」と見なしましょう。

忘れられないような酷い暴言を吐く

  • 口答えしたら殺すぞ
  • 俺と別れたら一生苦しませてやる
  • お前みたいなやつは死んだ方が良い
  • 親の頭がおかしいからお前もおかしい
  • お前の実家に火をつけるぞ

怒ったときの暴言がとにかく酷く、相手が心の中で一生忘れられないような怖い言葉を浴びせるのにも関わらず、怒ったあとには必死で機嫌を取ろうとする…そのように、怒っているときとその後の人格の差が激し過ぎる男性は、典型的なDV男です。

暴力を振るうことだけでなく、相手を傷つける暴言で精神的ダメージを負わせる・自分の怒りが落ち着いたら必死で謝ってくる・泣きながら「本当にごめん」や「もう絶対にしない」などと言って同じことを何度も繰り返すのはDVの特徴と言えるでしょう。

独占欲や束縛が強いのもDVの特徴

独占欲が強く恋人の行動・交友関係を制限し、激しく束縛するのもDV男の特徴です。DV男は恋人のことを自分の所有物のように思っています。当たり前のように彼女の携帯を日々チェックしたり、持ち物や部屋の中をあさり少しでも怪しい点が見つかると激怒します。GPSを付けて24時間監視するという人も中にはいます。

恋愛経験の少ない女性や、恋人に依存しがちな女性はそれらの行動に対して疑いを持たず「私のことが好きだからこそ心配しているんだ」とすんなり受け入れてしまいがちです。

最初は優しいのにだんだん怒りっぽくなる

付き合った当初はあなたに対してとても優しくて、どちらかというと穏やかなイメージだったのに、だんだん様子が変わり怒りっぽくなるのもDV男の特徴に見られます。少しでも気に入らないことがあると異常な程激怒するようになった…あなたの彼がそのようなタイプなら、DV男の可能性があります。

店員さんの態度に執拗に目をつけちょっとでも気に入らないとクレームをぶつけたり、自分よりも「下の立場」と認識している相手に対して異常に厳しく接事あるごとにし激怒します。「嫁=自分より下」という考えもあるので結婚すると日々暴言に苦しめられることになります。

情緒不安定で日頃から喜怒哀楽が激しい

DV男は情緒不安定で、さっきまで楽しそうに笑っていたのに次の瞬間いきなり落ち込みだすなど、日頃から喜怒哀楽が激し過ぎるのが特徴です。喧嘩している時には激しく怒り、おわった後にすぐ優しくなるといったように感情がコロコロと変わることはまさに情緒不安定な性質が現れている行動だと考えられます。

喧嘩の際だけでなく、通常時でも彼の感情の起伏の激しさにはついていけないと感じるのであれば、あなたの彼は自分の感情をうまくコントロールできないDV男の可能性が高いです。

他の人の前では過剰に優しくなる彼氏

あなたの前では恐ろしい一面を見せながら、彼の職場の人や友人・あなたの家族や女友達などには過剰にいい人ぶったり他の人の前ではあなたに対して優しくなるという場合は、彼がDV男であることを疑った方が良いです。DV男は、決して自分の恐ろしい本性を身近な人には見せないようにしています。

本性が分かっている自分の親や彼女以外の人の前では「いい人」や「優しい彼氏」と思われるように振る舞います。自分を取り繕うことが非常に上手いため、仮にあなたが「彼氏が怖い」と周囲の人に助けを求めても「そんなはずはない」と聞き入れてもらえないような状況に陥ってしまう危険性があるのです。

彼氏がDV気質と分かっても別れられない

DVとまではいかなくても、気質があったり怒りやすいタイプの男性って少なくないですよね。そんな男性が彼氏だと正直かなり面倒ですが、普段は優しい・それ以上に好きなところがあるなど今の彼氏と別れたくないや別れられないといった女性もいるでしょう。

彼の怒りに触れることをしてしまわないように、あらかじめ言動には気をつけて接していれば怒られて怖い思いをする場面も少なくなる場合があります。

彼氏が怒るポイントを把握しておく

怒らせないようにするために、まずは彼氏の怒るポイントが分からないといけません。例えば自分の中にある「女性像」と違った行動をすると怒る彼氏もいます。嫌いな女性のタイプなど、彼氏の怒りの沸点を把握してイライラさせる状況を作り出さないようにしましょう。

小さなことにでも苛立つようになってしまうと怒りポイントが多すぎて全て把握するのは簡単なことではありませんが、恋人同士というのはすごく距離の近い関係性なので一緒に過ごす中で彼の感情の機微をしっかりとチェックしていれば、自然と分かるようになります。

彼を怒らせる言葉や行動をしないようにするのが、お互い穏やかな気持ちで過ごせる最も良い方法です。相手の心理や好みなど深く探ってみることも役に立つでしょう。

不機嫌になってきたらなるべく離れる

彼氏が何かに怒りを感じ、不機嫌になってきた…そう感じたら、なるべく彼から離れるようにしましょう。小さなことで怒る人の気持ちをなだめたり、こちらが下手に出てご機嫌をとってあげるのは、正直かなり面倒ですよね。

彼の気持ちを和ませようとして言った言葉が彼の逆鱗に触れてしまい、余計にムードが悪くなる…なんてこともありがちです。怒っている彼の気持ちが収まるまで付き合ってあげる必要はありません。なるべくその場を離れ、彼が落ち着くまで待ちましょう。

怒ったあといくら優しくなる彼氏でもダメなこと

普段は優しいや怒ったあとにはすごく優しいから大丈夫と思っていても、彼氏から暴力などの被害をすでに受けている場合やその不安がある場合は別れるべきです。「それでも好きだから…」と付き合い続けていると近い将来あなたの心も体も傷つくことになります。

恐怖心を恋人に与えないのは人として当然ですし、基本的に男性は女性よりも身体的に強いです。自分より力が弱いとわかっている女性に対して暴力をふるう男性は「優しい人」とは言えません。優しい男性はいくらでもいるので迷わずに彼とはさよならしましょう。