恋愛

彼氏とキスもできない私は性嫌悪症?別れた方がいい?自己診断チェックと克服方法

恋人のことが大好きだけど、どうしてもキスやそれ以上のことをしたいと思えない…むしろ想像しただけでゾッとしてしまう…そんな性嫌悪症に悩まされている人は、実は少なくはないのです。

自分自身も辛いけど、拒絶することで彼氏にも辛い思いをさせているならいっそ別れた方がいいのでは…と考える人もいることでしょう。まずは自分自身が本当に性嫌悪症に当てはまるのかをチェックし、その上で少しずつ克服していくことを目指しましょう。

性嫌悪の特徴と自己診断チェック

性嫌悪の女性は、他の人にはない特徴的な思考を持っています。大好きな彼氏とのキス・それ以上の行為にどうしても踏み切れないという人は、自分自身に当てはまる点はないかチェックしてみましょう。

恋人でも性行為が怖い

彼への気持ちが完全に冷めている場合、スキンシップを取りたくなくなるのはごく自然なことです。しかし、恋人を好き気持ちはしっかりとあるけれど、どうしても性行為が怖いという場合は、性嫌悪症である可能性が高いです。

一緒に居てドキドキしたり楽しい気持ちがあるけど、キスすることや甘いムードになるとどうしても嫌悪感を抱いてしまうのは、その先にある性行為を想像してしまうからなのです。

性的なトラウマがある

過去に男性との性的な接触で悲しい思い・怖い思いをした経験があると、それがトラウマとなり、たとえ大好きな彼のキスやハグでも受け付けられなくなる場合があります。過去の恋人との性行為で乱暴にされた・幼少期に変質者に遭遇したなどの辛い経験は、性嫌悪症になってしまう大きな要因の一つです。

他の人にとっては「そんなこと早く忘れるべき」と思うようなことでも、本人にとっては非常にショッキングな出来事で、その後の自分の性に対しての価値観にも強く影響してしまうのです。

性について話すのも嫌

女性同士の会話の中で、恋人との性行為について赤裸々に語り合うことは珍しくありません。みんなは楽しそうに盛り上がっているのに全く楽しめず、むしろ不快な気持ちになる・吐き気もしてくるという場合、性嫌悪症の可能性があります。

性的なことに強い嫌悪感・不快感を持っている場合、たとえ仲の良い友人であっても性的な話をされると「下品」と蔑んでしまいます。また、具体的にイメージできる内容の話をされると、吐き気を催すほど気分が悪くなってしまうのです。

恋愛に強い憧れがある

性嫌悪の人は、純愛と呼べるような恋愛に強い憧れを持っている傾向があります。ほとんどの人は恋愛に性行為は付き物という考えをもっていますが、性嫌悪を持つ人はその考えに対してかなり否定的です。

大好きな人との強い心の結びつきは求めていますが、性行為は全くの別物で不必要なものとすら考えています。なぜなら、「性的なこと=汚らわしいこと」と思い込んでしまっているからです。

愛があるからこそキスやそれ以上の関係を求めるのは本能的なことで、むしろ美しいとも言えることですが、肉体的な繋がりがどうしても汚く思えてしまいます。

性嫌悪は治る?別れたくない時の対処法

性嫌悪を克服するためには、恋人の協力が必要不可欠です。焦ると逆効果で、もっと性に対する不快感が高まってしまう可能性があります。別れる必要はありません。治ると信じてゆっくりと時間をかけて、彼と二人で乗り越えていくことが重要です。

恋人に素直な気持ちを打ち明ける

まずは恋人に自分自身の性行為に対する素直な気持ちを打ち明けることから始めましょう。

「性行為が怖いなんて言ったら嫌われるかも…」や「別れようと言われてしまうかも…」そんな不安を持ってしまいますよね。しかし、あなたが正直な気持ちを言わないでいる方が、彼に不信感を与えてしまいます。

「キスしても拒絶されるし、なかなかスキンシップをとらせてくれない…もしかして彼女に嫌われている?」と心にモヤモヤを抱えている可能性は高いです。そう考えると、正直に話すことはお互いにとってメリットしかありません。本当にあなたを好きでいてくれるなら、必ず性嫌悪であることを受け入れてくれます。

彼氏との接触を少しずつ増やす

恋人に性嫌悪であることを打ち明けたら、次に克服のため彼との接触を少しずつ増やしていきましょう。最初は軽いスキンシップから始めましょう。服や髪にゴミがついていたらとってあげるなど、その程度で良いです。慣れてきたら、手を繋いだり頭を撫でてもらうなど、彼にも協力してもらいましょう。

それにも慣れてきたら、次に抱きしめてもらう・キスをするといった性行為に結び付く行為に挑戦してみましょう。焦らずに時間をかけて徐々にスキンシップに慣れていきましょう。

恋人が理解してくれないなら別れるべき

もし性嫌悪を恋人が理解してくれず、あなたにキスや性行為を強要してくるようなことがあるなら、即刻別れましょう。あなたを大切に思う気持ちより、性の対象と思う気持ちの方が強いのであると考えられます。そのまま付き合い続けても、あなたの中の「性=汚らわしいもの」という考えがもっと大きくなってしまうだけです。

「恋人はきっと理解してくれるだろうけど、打ち明ける勇気がない」という場合は、カウンセリングを受けるのも手段の一つです。無理せず自分のペースでゆっくりと克服を目指しましょう。