幼い頃は「悪い事をしたら、ごめんなさいと謝る事」と教えられ、社会に出ると「自分のミスは、他責せずに自分の非として、きちんと認め、謝る事」と言われます。「ごめんね」や「すみません」と謝る事は確かに大切ですが、カップルの関係において、謝りすぎは時に逆効果になり、ごめんばかり言う彼女に対して彼氏がうざいと感じる事もあります。
ついつい何かあると口癖で「ごめん」と言ってしまうという事に心当たりのある方、謝っても彼氏があまりいい顔をしないという方は、謝りすぎてしまう女性に知ってほしい男性側の気持ちと、謝ってばかりな彼女に対して嫌気がさす理由を知りましょう。
「ごめんね」が口癖の女性の特徴&心理
まずは、謝り癖のある人の特徴や心理についてみてみましょう。心当たりのある方は、普段自分が謝ってばかりいないか自分の言葉について振り返ってみてください。
- 自分に自信がない
- 自己肯定感が極端に低い
- 自分が好きじゃない
- 周囲から嫌われる事を恐れ、断れない
- ネガティブ思考
- 責任感が強すぎる
- とにかく謙虚
- 人に対して優しすぎる
このように、言ってしまう理由については、もともとの性格的なものもあれば、これまでの環境や経験に基づくものもあるといえるでしょう。
謝られた男性心理とうざいと思う理由
明らかに悪い事をされた時は謝って欲しいと誰でも思います。しかし、「ごめんね」と言われ続けると、彼女に対して嫌気を覚えるようになります。ここからはその理由をいくつか紹介していきます。
自分が悪い事をしている感覚になる
彼女から何かある度にごめんばかり言われると、自分が謝罪させているように思えてきてしまい、自分の事を「彼女に対して自己中心的な事をしている彼氏」と考えてしまいます。その結果、一緒にいる事に苦痛を覚え始め、次第に気持ちが冷めていってしまうのです。
謝られるとネガティブな気持ちになる
「ごめんね」という言葉を聞いて、嬉しいと思う人はいないでしょう。それなのに、一緒にいる彼女がごめんばかり言うと、暗い雰囲気となってしまうため、その後の会話やデートを楽しもうという気持ちがなくなってしまいます。
悲劇のヒロインぶりがうざい
「ダメな彼女でごめんね」や「こんな彼女でごめんね」などといったような自分を卑下するような言葉を言われると、そんな相手の姿に対して「悲劇のヒロインぶってる」と思ってうざいと感じてしまう場合もあります。
不幸自慢をしているような人が自分の彼女というわけです。そんな人と一緒にいて、「楽しい」とか「一緒にいたい」と思う人はいませんよね。一緒にいる事で鬱陶しいと相手に思わせている可能性があります。
ごめんが増えたら魅力を感じなくなる
自分に自信がありすぎる彼女も嫌ですが、自己肯定感が低すぎる彼女も嫌なものです。謝る時点で、きっと暗い表情をしていると思います。会話にごめんが増えた彼女をみて、「かわいい」や「きれい」と思う男性は存在しません。ほどよい自信や余裕のある人のほうが魅力的に感じるのは男性も女性も同じ事ではないでしょうか。
適当にあしらわれているように感じる
LINEや会話などですぐ謝ってくる事に対して「とりあえず、自分が謝っておけば丸くおさまるだろう」と適当な対応をしているように感じる場合もあります。すぐに謝られた場合、会話もシャットアウトされたように感じるため、男性側は不満を口に出す事もなく会話を終えられてしまい、すっきりしない気分となります。
「ごめん」がうざいと思われない方法
口癖というものは、簡単に治せるものではありません。更に癖には、意識できているものと無意識なものとあります。しかし、謝り癖については早期に改善しないと、大切な彼を失ってしまう原因となってしまう事から、たった一つの事を意識するだけで改善できるのです。
それは、「ごめんね」を「ありがとう」に変換する事です。その理由は「ごめんね」と言われると気分が下がりますが、「ありがとう」と言われて気分が下がる人はいないからです。
言われた側だけでなく、言った側も感謝の気持ちが心の中に生まれ、何かお返ししたいと思うようになり、そしてそれが具体的な行動となり、感謝を伝え合うカップルとなっていけるでしょう。
「ごめんね」よりも「ありがとう」が多いカップルになろう
謝る事は確かに大切です。しかし、ごめんねが多いカップルは相手にとっても自分にとっても、マイナスの効果が沢山ある事を忘れないでください。安易に「ごめんね」と言わず、「ありがとう」という感謝の言葉に変換して伝えて、よりよい関係を築いていってください。