性格・特徴

男女に共通する「幼児性の強い人」の特徴と原因、恋愛傾向について

大人なのに考えや言動がどこか子供っぽくて、わがままで一緒にいると大人気ないと感じる人っていますよね。そんな幼児性の強い人は、おじさんおばさんと言われる年齢になってもずっと子供のような思考回路を持ち続けます。いい歳して何を言ってるの?と周囲は驚いてしまうような幼児性の抜けない人が職場などにいると疲れますよね。

幼児性の強い人の特徴

「幼児性」というと子供っぽいとか子供じみた言い訳や聞き分けのなさなどさまざまな事があります。職場や学校、バイト先などで出会ってついイライラしてしまった事はないでしょうか。女性でも男性でも幼児性の強い人は自分でその事に気づけません。ここでは幼児性の強い人の特徴について解説してきます。

他力本願

幼児性の強い人は自分で考えて行動する事がなく、いつも人のおこぼれをもらう事を期待します。子供が親に食べ物を与えてもらったり、安心して暮らせる場所を提供してもらうのは当たり前の事です。

しかし、大人になると自分で考え行動し生活を構築していく必要があります。幼児性の強い人にはその気持ちがなく、生活・仕事、どんな事でも人を当てにします。

計画性が無い

何事に対しても自分で考える能力が低いため、計画性もなく常に行き当たりばったりになってしまいます。また、最初から自分で計画をたてようという気すらないという場合もあり、この人には何も任せられないと周囲から評価されます。何も考えずに行動してトラブルに遭遇した時も自分で対処する事ができずに結局人任せになります。

自己中心的

自己中心的な考えを持っていて、自分の思い通りにいかないと機嫌を悪くしたり物事を途中で投げ出す事もあります。大人社会は自分の思う通りにいかない事だらけです。しかし、幼児性の強い人はいつまでたってもその事が理解できません。他力本願な上に自己中心的でわがままなので身近な人は振り回されてしまいます。

言動が非常識

見た目は大人なのに言動が非常識で子供っぽいのも幼児性の強い人の特徴のひとつです。自分の感情を優先するのが当たり前なので社会に存在するルールを守る事が難しいのです。交通ルールを破って警察に捕まっても、いつまでも納得いかない素振りを見せたり、感情の赴くまま不倫や浮気に走ってしまうケースもあります。

ヒステリック

幼児性の強い人は感情の起伏が激しく、それを自分でコントロールできないので恋人と喧嘩した時などにヒステリーを起こしやすいです。自分の怒りを抑える事が出来ず、口喧嘩で気が収まらなければ物に当たる、大声で泣いてわめくなどの子供っぽい言動が目立ちます。

なぜ幼児性が抜けないのか?

甘やかされて育った

大人になっても思考回路が子供のままのような人は、家族に大変甘やかされ過保護にされて育ってきた場合が多いです。むしろ大人になった今でも甘やかされていると考えられます。そのため人が先頭にたって行動を起こしてくれる事が当たり前で、自分で物事を考えるという習慣がないのです。

全てにおいて経験不足

仕事や人間関係・恋愛…これらは経験を積む事で自分なりの向き合い方・乗り越え方を取得していくものです。しかし、経験をするチャンスがなければいつまでたっても子供のような思考のままです。

親元でずっと働いていて良い待遇しか受けてこなかった…トラブルがあった時、大人になってもいつも親が対応してくれる…そのような人には成長のチャンスはないと言えるでしょう。

恋人に面倒をかける恋愛傾向

幼児性の強い人は、恋人には自分の全てを背負って欲しいと望みます。とにかくわがままに振る舞い、そのわがままを聞いてくれるのが恋人というものと考えています。専業主婦になりたいからと結婚する女性も、このタイプには多いでしょう。男性であれば、家庭内でのトラブルや決め事は全て妻に押し付けようと考えます。

突き放すか子供に接するようにアドバイス

幼児性の強い人が大人社会でうまくやっていくのは非常に難しい事です。いつまでたっても精神的に自立できないので、ちょっとした事で不平不満を持ってしまい、仕事が長く続かないといった人も多いでしょう。感情のままに行動して周囲に迷惑をかける事もあります。

人に面倒をかける事が当たり前になっているので身近な人が幼児性が強く困っているのであれば、思い切って突き放してみるのも本人のためになると言えます。もしくは発達障害といった病気である可能性もあるので子供に注意するようにアドバイスをしてみるのも良いでしょう。