性格・特徴

ついついやってしまうのをやめたい…!妄想癖がある人の特徴と妄想癖を治す方法とは?

誰にでもついつい自分に都合の良い事を想像してその世界に入り込んでしまう事はあります。しかし、あまりにもその頻度が多い・想像している時間が長いと、それは「妄想癖」があると考えられます。妄想癖がいき過ぎると、妄想と現実とのギャップが激し過ぎて日常生活を送る事が苦痛になってしまいます。妄想癖を治すにはどうしたらいいのでしょう。

妄想癖のある人の特徴について

アニメの中に自分が入ったり、好きな芸能人と付き合ったり、好きな人とデートをしたり…片思いなど恋愛中の人に多い「妄想」。自分の都合の良いように話が作れるのでそれが癖になってやめられなくなってしまう人も少なくありません。想像や空想にハマりやすい人にはどのような特徴が見られるのか見ていきましょう。

想像力がとても豊か

妄想癖がある人は、想像力がとても豊かな事が特徴的です。どんな妄想でもまるで現実で起こっているかのようにリアルに想像する事ができるので、自分の思い描いた世界に浸る事がとても楽しいのです。想像力が豊かな事はひとつの才能なので、妄想癖がある人は絵や音楽などの制作にも向いていると考えられます。

自分の殻に閉じこもりがち

妄想癖がある人は、自分の世界観をしっかりと持っていますが、いき過ぎると自分の殻に完全に閉じこもってしまう場合があります。そうなると、人の意見に全く耳を傾けなくなってしまい、自分の考えや勝手な想像が全てで一番正しいと考えてしまうようになります。

一人行動が好き

妄想癖がある人は、人と賑やかに過ごすよりも一人で行動する事を好みます。人との関わり合いでは、自分の思う通りにはいかない事が沢山ありますよね。しかし、妄想の世界は全て自分の思い通りに物事が動くので、人と居るよりも一人で居るほうが楽しいのです。考える時間が増えていくにつれて、人との関わりはどんどん少なくなっていきます。

現実世界が苦手

妄想癖がある人は、現実世界がとても苦手である事から、現実逃避して自分の想像した世界に入り込むようになったと考えられます。仕事や学校など、現実世界での全ての事が好きになれないので、自分で作った世界に夢中になってしまいます。

また、何かひどく傷つくような出来事があったり、忘れられないトラウマを持っている場合にも、現実逃避として人との関わり合いをなくして妄想を始める人は多く存在します。

ストレスを抱えやすい

妄想癖がある人は、ストレスを抱えやすいタイプであると考えられます。外からの刺激に過剰に反応してしまう繊細な性格である事から、ストレスを人よりも多く抱え込んでしまいます。その大きなストレスを発散するために妄想の世界に入り込み、自分の心を安定させようとしているのです。

他の事に集中力がない

自分の世界を思い描いたり、想像する事に対してはとんでもない集中力がありますが、他の事に対しては集中力がないのも特徴的です。仕事や勉強などをしていてもすぐに自分の空想世界を考えてしまうので、集中できないと悩まされている事も多いでしょう。

妄想癖を治す方法について

仕事や勉強など、やらなければならない事に集中できないといったように、妄想癖がひどくて日常生活に支障をきたして困っている人も多いのではないでしょうか。治すにはどのような事に取り組めば良いのか何点か方法を探ってみました。

人と積極的に関わる

一人で居るとどうしても妄想の世界に入り込んでしまいがちです。人と過ごしている間は自分の世界に入り込む隙が無いので、積極的に人と関わるうちに妄想する癖はどんどん軽減されていくでしょう。また、人とたくさん接するうちに空想の世界よりも現実世界の方が楽しいと思えるようになる可能性もあります。そうなれば完全になくなるでしょう。

現実を受け止める

嫌な事・辛い事などの現実から目を背けるために、現実逃避として妄想の世界に没頭しているのであれば、思い切って現実を受け止める必要があります。現実を受け止めて、まず問題を解決するために努力しましょう。嫌な事から背を向けて逃げて続けていては治す事はできません。

仕事や趣味に没頭する

仕事・趣味など、なんでも良いので自分が没頭できる事をまずは探してみましょう。現実世界は悪い事ばかりではありません。誰にでも夢中になれる・好きになれる事は必ず見つかります。何かに没頭していれば自然と妄想する時間は減っていき、充実した毎日を手に入れる事ができます。

現実とのほどよいバランスを保とう

妄想は悪い事ではありませんが、現実世界とほどよいバランスを保ちながら行う事がポイントです。全てが自分の思う通りにいく世界が楽しいのは当たり前の事ですが、想像の世界にばかり偏ってしまうと人間関係・仕事・恋愛、様々な現実での出来事が面倒くさく苦痛になってしまいます。