性格・特徴

職場、合コン、どこにでもいる馴れ馴れしい男の特徴と心理と気持ち悪い時の対処法

職場や合コンなど、どんな場所にも必ず一人はいると言っても過言ではない存在が「馴れ馴れしい男」でしょう。馴れ馴れしい男性は急に親し気かつ無遠慮に接してきたり、馴れ馴れしく話してくるので、どう対応すればいいか困ってしまうものです。正直なところ、気持ち悪いと感じてしまう女性もいますよね。

今回は、誰に対しても馴れ馴れしい男性の特徴や心理をご紹介するのと共に、「気持ち悪い…」と感じた時はどう対応すればいいのか、その対処法をお教えします!

馴れ馴れしい男の特徴

大して仲がいいわけでもない、初めて会ったなどの状況で、急に馴れ馴れしく話してくる男性。人によってはパーソナルスペースが近い事に「怖い」と感じたり、「気持ち悪い」などの不快な気持ちになってしまう場合もあります。このタイプの男性にはどのような特徴があるのでしょう。

初対面でも距離感が近すぎる

人間には「パーソナルスペース」という、個々の心理的な領域・縄張りが存在します。パーソナルスペースは物理的距離感にも反映されるため、グイグイ近寄られると抵抗感を覚えるものです。しかし馴れ馴れしい男性は、相手のパーソナルスペースに遠慮なしで踏み込みます。

近すぎる距離感に何の違和感も覚えないので、初対面でもお構いなしに近付こうとするのです。また打ち解けていないうちからプライベートな質問を平気で投げかけるなど、精神的な意味での距離感も掴めません。

過剰なボディタッチが気持ち悪い

馴れ馴れしい男性の特徴のひとつがボディタッチです。親しくない人からボディタッチをされると、気持ち悪いなどの不快感や警戒心が生まれるものでしょう。ところが馴れ馴れしい男性は、たとえ初対面であっても相手の肩や腕に触れようとします。

もちろん同性だけではなく、異性が相手でも同様です。むしろ気になる女性であればあるほど、ボディタッチに拍車がかかるでしょう。興味のない相手からいきなり触られたら誰でも気持ち悪いと思ってしまいますよね。

話しかけてくると自分の話ばかりする

相手の話を聞かず、まず自分の話ばかりすることも馴れ馴れしい男性の特徴です。馴れ馴れしく話しかけてくるのは、その相手に興味があるのかと思いきや一方的に自分の話ばかりするので、会話のキャッチボールが成り立ちません。また自慢話も多く、「俺は凄い」アピールが激しいです。

仲良くないのにいきなり友達口調

初対面など、初めて会った際には大抵敬語で話すものです。そして仲が深まるにつれて親し気な口調になっていきますが、馴れ馴れしい男性は違います。初めて会う相手でも敬語は使わず、仲良くないのにすぐ友達口調で話すのが特徴です。

また自分より立場や年齢が上の相手でも、気にせず友達口調で話してしまいます。職場の飲み会などで、酔っ払った上司に対して友達口調になる傾向もあるので、相手に対し無礼な印象を与えやすいです。

馴れ馴れしい男の心理

馴れ馴れしく振る舞う男性の心理とは、一体どんなものなのでしょうか?初対面の相手であっても、気兼ねなく話す事ができるというのは長所と言う事もできますが、怖いとか気持ち悪いと思われる事が多いのでメンタルが強そうというイメージを持たれやすいです。

極度の寂しがり屋の男性心理

「常に誰かと一緒にいたい・繋がっていたい」という男性心理が元で、馴れ馴れしくなる男性もいます。極端に寂しがり屋な男性は、誰とも会わない・話せないという状態に耐えられません。相手の事が好きというよりも、自分の孤独感を紛らわしたいがために相手と接触をはかるのです。

相手の気持ちよりも自分の気持ち

馴れ馴れしくない男性は、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先させます。「初対面でこういう質問はよくないかな」とか「いきなりこの話題はダメかな」など、相手が不快にならないよう、配慮しながら距離感を縮めようとするものです。

しかし馴れ馴れしい男性の場合は逆で、相手よりも自分の気持ちを優先します。自分の感情のままに動いてしまうため、相手の気持ち・状況などを考えず、グイグイ入り込もうとするのです。

人との距離の取り方がわからない

馴れ馴れしい男性の中には、人との距離感がうまくつかめず悩む人もいます。どれくらいの距離感で接すれば相手に不快感を与えずに済むのかがわからないのです。

そのため男女問わず嫌悪感を持たれやすく、人間関係のトラブルも生じやすいと言えます。自分の馴れ馴れしさを何とも思っていない男性もいますが、この心理の場合は本人自身も自覚して悩んでいるのです。

馴れ馴れしい人が気持ち悪い時の対処法

男性の馴れ馴れしい振る舞いが気持ち悪いと感じた時にはどうすればいいのでしょうか?馴れ馴れしい男性に対しての有効な対処方法をいくつかまとめてみました。

話を盛り上げないようにする対策

馴れ馴れしい男性に対して「気持ち悪い…」と感じているものの、つい無下にできず話し相手になってしまう女性は多いです。しかし常に相手をしていたら疲れますし、あなたの貴重な時間が馴れ馴れしい男性に奪われる事となります。だからといって、露骨に拒絶するのも気が引けるでしょう。

そこでおすすめの対処法が、「話を盛り上げない」というものです。「へえ~そうなんですね」など、やんわりと最低限の相槌だけをして対応すれば、さすがの馴れ馴れしい男性も話の広げようがありません。逆に会話が弾んでしまうと、馴れ馴れしい男性は調子に乗り、さらに馴れ馴れしく喋ろうとします。

話題が途切れるような雰囲気に持っていく事が、馴れ馴れしい男性への有効な対処方法です。馴れ馴れしい男性が気持ち悪くて対応に困った時は、なるべく話を盛り上げないようにしてみましょう。

嫌いならさりげなく距離を置く

馴れ馴れしい男性とのコミュニケーションにストレスを感じたり、「この人嫌いだな」と思ったのであれば、いっそ距離を置く事もひとつでしょう。とはいっても、あからさまに避けたり仲間はずれにしたりするのはNGです。

  • できるだけ顔を合わせないようにする
  • 行動パターンが重ならないようにする

など、あくまでさりげなく距離を置くのがポイントです。物理的にも精神的にも距離を置くことで、馴れ馴れしい男性と接する機会が減少し、ストレスも減っていきます。

怖いと感じたら親しい人に相談する

男性の馴れ馴れしさがエスカレートすると、女性は気持ち悪さと同時に恐怖心も抱いてしまうものです。一歩間違えばストーカーになりかねない恐ろしさがあると言えます。しかし「気持ち悪い」や「怖い」など、相手に直接伝えて撃退しようとするのは危険です。

馴れ馴れしい男性からのアピールに耐えられなくなった場合は、家族や知人など親しい人に相談しましょう。第三者が対応する事で、安心安全に馴れ馴れしい男性を遠ざける事ができます。

「馴れ馴れしい」と「フレンドリー」は違う

馴れ馴れしい男性の中には、「自分はフレンドリーで親しみがある」と思い込んでいる人もいます。しかし「馴れ馴れしい」と「フレンドリー」は、本来全く違うものです。フレンドリーな男性は、相手との距離感をきちんと掴みながら気さくに話してくれます。

プライバシーに踏み込むこともせずデリカシーもあるので、相手を不快にしません。一方馴れ馴れしい男性は、距離感もプライバシーも全く気にせず近付くため、相手に不快感・警戒心を抱かせてしまいます。馴れ馴れしい男性はどこにでもいるので、特徴や心理を理解したうえで上手く対処しましょう。