人間関係

もはやパワハラ?職場などでいい歳して仲間外れをする大人の心理と対応方法!

仲間外れをする人は、子供だけでなく大人にも存在します。実際に社会に出て、職場で除け者にされた・仲良しの同僚グループに避けられるようになった…。パワハラを感じる…。そのような経験をしたことがある人もいるでしょう。そのせいで心が傷つき、会社を退職する人だっているのです。

大人なのに仲間外れにする人はかなり陰湿で歪んだ気持ちを持っています。あなたが上手く働きかけて対応すれば、大人げない行動を止める事は可能です。退職を選択する前に出来る事がないか考えてみましょう。

いい歳して仲間外れをする大人の心理

大人なのにいい歳して誰かを仲間外れにして楽しんだり喜んでいる人は、見ているだけで恥ずかしいしどんな神経をしているのか?と人間性を疑いますよね。

大人になっても仲間外れをする人は、人間的にとても稚拙で心が狭く、更に怒りや妬みなどの負の感情に支配されやすい傾向があります。気に入らない相手を除け者にすることで、満足感を得ようと考えているのです。

グループの中心人物という優越感

大人なのに仲間外れをする人は、自分がグループの中心人物でいたい・権力を握っていたいという気持ちが非常に強いです。自分よりも人気があってみんなから慕われる人が現れると、自分のポジションを奪われるのでは?と危機感を感じます。

そして、周囲の人に「〇〇さんがあなたのこと悪く言ってたよ」などとありもしないことを言って、悪い印象を植え付け集団から追い出そうとするなど、あの手この手で仲間外れにしようと企てその人追い出し自分がグループの中心であるということに優越感を感じます。

嫉妬心が強い人ほど仲間外れをする

いい大人なのに仲間外れなんて恥ずかしいことをする人は、嫉妬心がかなり強い傾向があります。自分よりも仕事ができる・上司に気に入られている・素敵な恋人がいる…そのようになんでも相手と自分を比較し、少しでも自分にないものを持っていたら激しく嫉妬します。

更に妬みの感情が相手への疎ましさに変わってしまう…このような心理になるのは、男性よりも特に女性に多いと考えられます。昨日まで仲良くしていたのに、急に冷たくなった…そのような場合は、何かが原因で急に嫉妬心が爆発した可能性が高いです。

大人になっても自己中心的な性格

自分と価値観や物事のやり方が違う人を受け入れることができない人がいます。相手に自分とは反対の意見を言われると、「この人とは仲良くやっていけない」とすぐ除け者にしてしまうのです。言ってしまえば、自分の考えが絶対的であると思っていて周りもそうすべきと思っているかなり自己中心的なタイプです。

このタイプが組織のリーダー的ポジションにいると、少しでも反対意見を言うとその瞬間から徹底的に仲間外れにしようとするので、同僚や部下にとってはかなり厄介な存在と言えるでしょう。

人をいじめることが楽しい・趣味

これといった趣味もなく恋人もいなくて、日常生活で楽しいと思えることが一つもないため、人が辛い目にあっているところを見ることだけが唯一の楽しみ…大人のくせに人を率先して除け者にするような人は、そのような歪んだ気持ちを持っている場合もあります。

人をいじめて楽しい気持ちになる人は、自分自身日々まったく充実感を感じておらず幸せでないのです。このタイプは次々にターゲットを見つけては仲間外れにするため、グループ内では標的にされたくないと皆が怯えて、気に入られようといい顔をします。それがまた心地よくてやめられないのです。

大人に仲間外れにされた時の対応方法

仲間外れを止めようするのは素晴らしいことですが、下手な対応をしてしまうと嫌味に感じさせ失敗に終わってしまいます。遠回しに相手をコントロールしようとするのではなく、はっきりとした言葉がけと行動をとることが重要となります。

仲間外れにされたら指摘する

遠回しな指摘はどうしても相手に嫌味な印象を与えてしまいます。はっきりと「そういうのよくないよ」と教えてあげましょう。仲間外れをするタイプの人は基本的に陰湿な性格なので、はっきり指摘されると何も言えなくなります。

また、よくないことという自覚はあるので途端に自分を正当化しようと「あの人にこんなことをされた」などと本当かどうか分からない理由を言い出すこともあります。真正面から「やめなよ」と言うことで確実に相手の心に少しでも罪悪感を植え付けることができるので次第に仲間外れはおさまる可能性が高いです。

相手とじっくり話し合いをする

それまでかなり親しい関係だったのに仲間外れに至ってしまった場合は、何かしらの理由がある可能性もあります。除け者にされた方に非がある可能性はゼロではありません。何か誤解が生じて嫌悪感を抱いてしまっているというケースもあります。冷静にお互いに思っていることを言い合って上手く解決に持ち込める場合もあるのです。

気にしないで生活していく

大人になっても仲間外れなどをする人は性格が歪んでいるのでそのまま関係を断ってしまった方がいい場合もあります。誰かをいじめたりするグループにいてもあなたにとっていいことは一つもありませんし自分が加害者になってしまう可能性もあります。

あの人たちとは合わなかったと気にしないで生活することも大切です。職場などで何か陰湿なことをされ仕事にも影響が出る場合は信用できる同僚や上司に相談するといいでしょう。

仲間外れやいじめは大人社会でも起こる

「大人のくせに仲間外れなんてあり得ない…」社会人になって社内で仲間外れを目撃した時、ほとんどの人が最初はそのような感情になるでしょう。しかし、仲間外れ・いじめは、非常に残念ですが大人社会でも当然のように起こっているのが事実なのです。

もし身近でそんな残念なことが怒っていても、絶対に加担してはいけません。少しでも加担すれば、恥ずかしくてみっともない大人の仲間入りをしてしまうことになります。