人間関係

嫌いなやつに悩む時間はもったいない!~職場での嫌いな同僚との付き合い方~

上司や先輩とは関係性が違い、同じ立場だからこそ付き合い方が難しいのが職場の同僚。それが自分にとって苦手だったり嫌いなタイプだとさらに付き合い方に悩んでしまいますよね。嫌いな同僚とはどう付き合ったらいいのか、相手の行動に対してどう対処したらいいのか。タイプ別にいくつかご紹介します。

マウンティングタイプ

職場の同僚によくいるマウンティングタイプが、相手が誘われていないことをわかっていながら「〇〇(上司)さんに飲みに誘われちゃったんだよね」など「自分はあなたより上司にかわいがられている」アピールをする人。

少し前に「マウンティング女子」という言葉が流行ったように、男性にもいますが女子の同僚に多いこのタイプ。結局のところ承認欲求が強く自分が相手より優位に立っていると思えることで安心感を得ているため、その人の発言に対しては「すごいね!」「いいな!」など拍手をするような言葉で会話を返していれば波風立たず関係が保てます。

この人はこう返答するだけで安心できるんだなぁ。安心させてあげよう。という大きな心で返答してあげることであなた自身の人間の器がどんどん大きくなっていきますよ。

相手のやったことを自分の手柄にするタイプ

あなたが精一杯頑張ってあつめた資料を自分がすべて集めたかのように上司や先輩に提出する。あなたが同僚内の会話や会議などでなんとなく話した仕事のアイディアをさも自分が考えたかのように提案する。横取りタイプの同僚。「それをやったのは自分です!」と思わず言いたくなってしまいますよね。あなたが出した成果ですから、言えるのであれば正直に言いましょう。

ただし、自分がやってもいない事をやったと言ってしまう人はいつか必ずどこかでボロがでます。被害を受けたあなた自身がその人に対して信頼しなくなるよう、放っておけば他の人からの信頼も失われていきます。

仕事を押し付けてくるタイプ

職場の面倒な仕事を押しつけてくる同僚。受けて立ちましょう。恐らく押しつけてくる仕事はその人が速やかに処理できない仕事。その仕事が雑務だったりどのような内容であってもその人より速くこなせるようになれればいいのです。それが出来ればまた一つ自分の能力が上がったと喜びましょう。

気分やタイプ

人の感情はその感情が大きければ大きいほど周囲の人にも影響を及ぼしますが、相手の感情に負けず平常心を保ち接することが肝心です。「気分や」なのですからさほどその気分は長続きしません。その人の感情にその都度対応してしまうとあなた自身が疲れてしまいます。

  • 「今日は怒ってるな。なんか嫌なことがあったんだろうな」
  • 「今日は機嫌がいいな。なにかいいことがあったんだろうな」
  • 「感情が忙しい人だな。疲れそうだな」

くらいの客観的な気持ちで見守ってあげましょう。

意地悪するタイプ

どんなに大人になっても意地の悪い人はいますよね。なぜ意地悪してくるのか自分自身の行動を見直して原因を考えてみることも必要ですが、いじめている本人自身も理由がわからずなくなんとなくいじめてしまうという人も多いです。あなたの仕事の邪魔をしてくるようないじめであればその人自体が会社にとって邪魔な存在です。もしくは仕事が出来るあなたがうらやましくてたまらないのかもしれません。

同僚であれば直接相手に「私は何か〇〇さんにいやな思いをさせちゃったかな」など聞いてみるのもいいですが意地の悪い人はそうそう治りません。出来るだけ関わらず本当にひどい時や困った時は上司や先輩に相談しましょう。

上司や先輩と態度が違うタイプ

とてもわかりやすい「ゴマすりタイプ」ですね。それでその人が昇進したり仕事がうまくいったりしている場合はその人の才能なんだと受け止めましょう。ゴマをすられたり媚びを売られるのが好きな上司や先輩もいます。ただし同僚には好かれることは少ないです。あなた以外にも嫌っている人がいるでしょう。

あなたがゴマすりや媚びを売ることが嫌いであれば「あの人はあの人のやり方で頑張っているんだな」と思ってあげましょう。そしてあなたはあなたのやり方でがんばってください。

まとめ

どんな職場にも自分にとって苦手な人、嫌いな人が出てきてしまうのはしょうがないことです。ただしその人が原因で仕事もはかどらず職場に行くことすら躊躇いを感じたり、その職場を辞めたくて自分自身が悩んでしまうのはとてももったいないこと。嫌いな同僚なんて気にせず、あなたは今の職場であなたの仕事を精一杯がんばってください。

仕事が充実していれば心に余裕も出来ます。その心の余裕から、そのうち嫌いな同僚さえも人間として客観的に見ることができ、うまく対処することが出来るようになるでしょう。そして職場の仕事だけでなく、あなたの人間力はさらに高まっていきます。精一杯がんばっている人に必ず成果はついてきますよ。