人間関係

大切な友達ではなく依存相手?どこからが友達依存症なの?あなたの依存度チェック

友達といっても本当に親しい人というのは大抵片手で数えられるくらいです。あなたは親しい友達に対してきちんと線引きをしていますか?

彼氏彼女の関係によくある相手に対する“依存”というのは、友達関係においても起こりうることです。どこからが依存なのかわからず、すでに依存しているといった場合もあります。

どんなに仲が良くても依存しすぎる相手の負担になります。依存しすぎたことによって、大切な仲間が離れていってしまうなんてこともありえます。では、“友達に依存している”というのはどういった状態なのでしょうか。

連絡が取れていないと不安

恋人でもないのに朝から晩まで友達と連絡を取り合い、相手から連絡が返ってこないと不安になってつい追いLINEを送ってしまう。これはもうすでに依存している状態といえるでしょう。あなたは誰かと連絡を取り続けることによって心の拠り所を求めています。

しかし、友達にもその人のプライベートがあります。相手も忙しく返信ができない場合もあります。不安な気持ちをグッとこらえて相手からの返信を待ちましょう。また、特に急ぎの用事でない場合は、少し連絡を控えるよう気を付けましょう。

お揃いのものにこだわる

同じものを持っていることでなぜか安心したり、その物で自分たちの仲の良さを実感できるという心理から友達とお揃いのものを持ちたがる人もいます。自分に対して自信がない人に多い傾向がありますがこういうタイプも人に依存しやすいです。

みんなそれぞれ好みというものがあります。中には、人と同じものを持つことがあまり好きではないという人もいます。互いの嗜好を尊重していきましょう。

嫉妬する

友達の恋人に嫉妬したり、他の友達が自分よりも仲の良い雰囲気でその人と会話しているところを見ると嫉妬する場合は要注意です。友達同士で相手の恋人や他の友達に対して嫉妬するなんてことはあまりありません。これは依存と言えるでしょう。

この場合は相手の中で自分が一番の存在でありたいという心理があります。その1人の友達に依存しているのです。

相手を中心に行動する

ついつい友達中心に行動してしまうといった場合、よくいえば協調性があるとはいえますが依存からくる行動である可能性もあります。人それぞれ生活も行動パターンも違います。いくら友達が大切とはいえ自分の意思で行動できないのなら社会では生きていけません。

また、その状態は相手に“都合のよい人間”として見られ、いいように利用されて関係が終わってしまうといった結果につながることもあります。わがままな人であれば振り回されてあなた自身が疲れてしまいます。

相手を気遣いすぎる気持ちは、自分の意見などを主張したり、相手に合わせられないと嫌われてしまうのではないかという不安な思いから生じるものです。「嫌われたらどうしよう」という気持ちは依存している人によくあるものです。

一人でいられない

一人行動が苦手な場合、友達にも依存している可能性が高いです。一人でいられないからこそ、友達に依存しべったりになります。いつも金魚の糞のように後を追いかけまわしているような場合は注意しましょう。時には一人で行動することも大事です。

距離間が近い

恋人のように歩く時は手を繋いだり、腕を組んだりといった距離間である場合は気をつけましょう。それを自分から行っている場合は相手に気持ち悪いと思われてしまうこともあるので嫌がられる場合はやめましょう。

  • 相手の気持ちや思っていることをなんでも知っていたい
  • 悩みなどなんでも自分に一番最初に話して欲しい
  • 自分の事を何でも知っていて欲しい

こういった心の距離間を気にしすぎることも要注意です。友人関係を良好に築くためにはつかず離れずの丁度いい距離間が大切です。

依存は自分本位な考えからはじまる

友達に依存しがちなひとは繊細で臆病だったり、一人が苦手な人が多いです。また、恋人がいないために恋人のような存在を同性であっても友達に求めてしまう場合もあります。相手を思いやるふりをしつつ、結果自分のために行動しているならば友達は離れていきます。

一人になるのが嫌だったり、寂しいといった気持ちから一人の友達に依存してしまうケースがありますが、友人という存在はあなたの寂しさを埋めるための道具ではありません。自分の気持ちを一番に考えた行動である場合、それは友情とは言えません。

本当の友人関係になりたいのならば、相手を尊重し自立できるよう努力していきましょう。友達はとても大切なものですが、自分本位にならないように注意しましょう。